朝と夜 落とす物が違います 3step美容法 「洗顔」part2
2021.09.22
ホームケア
寺崎 友希 / Yuki Terasaki
こんにちは。
プリーズ寺﨑友希です。
クレンジングは【美肌の第一歩】と言われています。
肌は、汗と皮脂で天然のうるおいベール(保護膜)を作り出すので保湿は自ら作り出すことは可能ですが、
メイク汚れや皮脂汚れは自ら落とすことはできません。
今回は 落とす物が違う朝と夜の洗顔part2 夜編をお送りします♪
3Step美容法 【洗顔】-part2-夜編
朝は水溶性の汚れ(汗・皮脂・古い角質など)
夜は油性の汚れ(メイクアップ料など)
と朝と夜とでは汚れが違ってきます。
メイクアップ料などの油性の汚れに外気・大気汚染物質・黄砂・花粉等が
肌についた1日の汚れはクレンジング+洗顔料のダブル洗顔でしっかり落としていきましょう。
イメージでいうと夜のクレンジング前の肌状態は
換気扇の汚れに似ています。
油がべっとりの換気扇に空気中のほこりなどがからんでいく状態です。
肌もメイクアップ料の油分・日中分泌される皮脂に花粉や大気汚染物質がベッタリとへばりついている状態に。
さらに、メイクアップ料の油分・皮脂は酸素に触れることでそのままにしていると酸化します。
(紫外線やストレスからも酸化します。)
メイクアップの油分・皮脂が酸化すると『過酸化脂質』という物質に変化し
肌にダメージを与えていきます。
〖過酸化脂質〗の肌ダメージとは、、、
〇老化の要因となる活性酸素を発生
〇シミの原因となるメラニン色素の過剰生成
〇毛穴を詰まらせ、ニキビや吹き出物に
〇肌のくすみ(夕方から青っぽかったり、グレー色になるのは酸化)
(顔色が暗い=皮脂とメイクの油分がまざる皮脂ぐすみ)
毎晩のメイク落とし&洗顔は油分の酸化を防ぐ上でもとても大切です。
朝の洗顔 夜のクレンジング&洗顔で化粧水や美容液、クリーム類を入れる前の土台作り
をしていきましょう。
お肌の土台作りは【美肌作り】に欠かせません。
肌を【耕した畑】と【運動場】で例えてみます。
耕した畑
土を耕す時は小石など不純物を取り除き、水分や栄養が入っていきやすいように
柔らかく耕していきます。
肌も同じで、毛穴につまった汚れ、皮脂汚れ、メイクアップ料など不純物を落とし、
柔らかい肌にしていくことで、次に入れ込む化粧水やクリーム類の栄養を浸透しやすい状況にしていきます。
運動場は土も固く、小石など不純物も混ざっています。
雨が降ると運動場には水たまりができるように、肌が固くて汚れが詰まっていると
化粧水の浸透も効果が発揮できにくい環境です。
畑には水たまりなどあまり見かけないと思います。
土が柔らかいので水もしっかり吸収し浸透していくんですね。
また、草抜きでもそうですが、運動場だと土が固いので根っこまでなかなか抜けにくいですが、
柔らかい畑だと根っこまですっぽり抜けやすいです。
肌も同じで柔らかいと水分の浸透だけでなく、汚れの取れやすさも違ってきます。
サロンケアでの吸引でも
初めての方はなかなか1回目で角栓は取れにくいのですが、
2回目、3回目と肌が柔らかくなるにつれて、鼻の角栓も取れやすくなってきます。
あなたも意識してお肌と向き合ってみて下さいね♪
この記事を書いた人
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寺崎 友希 / Yuki TerasakiCPコスメティクス代理店プリーズ/有限会社JVM 専務取締役
2005年にPlease本店に入社。2006年よりPlease西新店を店長として立ち上げ、2009年にCPコスメティクス認定トレーナー免許取得。現在はプリーズグループ全店の教育と運営に携わる。開催する研修やイベントは分かりやすく面白いと評判。喋り始めたら止まらないのも評判。